top of page

「思い煩いは、何もかも神におまかせしなさい」 

ペトロの手紙Ⅰ 5章7節  ショートメッセージ

 私たちはこの言葉におどろきます。学校でも会社でも家庭でも、生活する上で心配事はたくさんあります。特に現代は、ストレスの多い社会です。子どもも大人もきびしい時代を生きています。

 いつからか私たちは、悩みや不安をだれかに話すことが出来なくなりました。まるで弱点を見せるようで、助けを求められない人たちが沢山います。社会もまた、自分で自分を守るように、自分の責任は自分で果たすようにと語ってきました。その結果として、私たちの社会は、自分のことだけを気に掛け、自分さえよければと、自分勝手に生きるようになったのではないでしょうか。

 私たちは再び、自分ひとりで生きることから、共に生きる道へと方向転換していきませんか。

今さらどうやって、と思うかもしれません。しかし、今も、あなたを心配している方がいます。

 『心配』とは心を配ると書きます。聖書は「思い煩いは、何もかも神におまかせしなさい」に続けて、「神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです」と語ります。神様が、私たちの悩みや苦しみを知り、心配して、共に生きてくださる。だから、私たちは今まで握りしめてきた思い煩いを手放し、不安を神様に委ねて良いのです。イエス・キリストはあなたを、私を、一人一人を救うために来られました。

 教会は不完全ながらもイエス・キリストにならう群れです。私たちの悩みを、神様は引き受けてくださいます。だから私たちも、痛みや、悲しみや、喜びや、希望を共に分かち合って生きるようにと招かれているのです。聖書は、私たちを立ち上がらせる言葉で満ちています。よろしければぜひ、おいでください。心よりお待ちしています。

sm1.gif
bottom of page