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ローマの信徒への手紙6章1-14節

わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。



花材/木瓜の花・百合・クリスマスローズ
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 限度額の無いクレジットカードを譲り受けたら、際限なく購入するでしょうか。何をしても赦されるならば、欲求を叶えるために犯罪行為をするでしょうか。もしそうであれば、愛と信頼を誤用してしまっていると言わざるを得ません。愛情に不安を覚える人は、相手が困るような言葉や行動をして、どこまで赦されるかを探る「試し行動」をしてしまうことがあります。

 それでも「神様はどこまで自分を愛してくれているだろうか」と、神の愛を測らなくて良いのです。なぜならイエスは、あなたを罪から救い出すために、十字架で命を懸けてまで愛を示されたからです。

 イエスを救い主と信じる人は、バプテスマという儀式を受けます。全身を水に沈められることで、イエスと共に死んで葬られることを表します。そして水から起き上がらされることを通して、イエスと共に復活の命に生きることを証しています。だからといって、私たちを再び罪の支配下に引きずり落とそうとする、誘惑が無くなるのではありません。自分の力で、薬物やお酒、ギャンブルやゲーム、SNSや人間関係の依存から抜け出すことは困難です。しかし、神や人との関係を破壊してきた罪にイエスと共に死ぬ時、主にある命の恵みを見出すことになるでしょう。


音声メッセージ

ローマの信徒への手紙5章12-21節
一人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、一人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。


花材/百合・薔薇 ・ガーベラ
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 止揚(アウフヘーベン)とは、哲学の分野から始まった考え方です。矛盾や対立のある二つの要素をぶつかり合わせることを通して、一つの発展的な解決策を見出します。A案とB案をそのままでの形では否定しつつも、それぞれの大切な要素を活かして、新たなC案を生み出す出来事とも言えるでしょう。

 イエス・キリストの場合においても止揚が見られます。神に敵対し罪と死に支配された人々に対する神の愛と、罪に対して怒りをもって裁かざるを得ない神の義とがぶつかり合いました。そこで成し遂げられたのが、十字架の和解だったからです。罪に対する裁きは十字架のイエスが引き受けられました。そして神の愛のゆえに、イエスの義が人々に与えられました。その結果、罪人と神との関係性が回復されることになったのです。

 アダムから始まった罪の歴史は、イエス・キリストによって新しく恵みの歴史へと転換しました。一つの罪が死をもたらすことになったように、一つの義が命を与える恵みとなったからです。主の恵みは、善い行為に対する報酬ではなく、一方的に与えられるプレゼントです。封も開けずに押し入れにしまい込むことも可能ですが、それを豊かに受け取るならば、永遠の命を見出すことになるでしょう。


音声メッセージ

ローマの信徒への手紙5章1-11節

わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。そればかりでなく、苦難をも誇りとします。



花材/梅の花・スイセン・緑の葉
花材/梅の花・スイセン・緑の葉

 あなたにとっての「誇り」は何でしょうか。家族や恩師や友人、伝統や文化、何事かを成し遂げた経験、自身の価値観や生き方など、自慢や喜びに繋がるものを思い浮かべたかもしれません。それらは自分が生きる上での基礎とも言えるでしょう。

 パウロの誇りは、神の素晴らしさを体験するという希望、将来あずかる恵みの約束にありました。それは立派な信仰生活によって獲得したものではなく、イエスの贖いと復活によって与えられた、神との関係性の回復に基づくものです。罪は人と神とを引き離し、関係性を傷付けていくものです。それでも、一方的な恵みによって与えられた神との和解が、救いの根拠となるのです。

 通常、苦難を誇ることはしません。迫害や困窮や災害が喜びにはなりません。しかし、苦難の中で神を見出す人も少なくないのです。自分ではどうしようもできない事柄に直面しても、神を頼りとする道は開かれています。神との交わりを深め、神の力を体験し、神の栄光が分かち合われる機会となるからこそ、パウロは苦難をも誇ると断言します。自慢するためではなく、共に救いの喜びにあずかるため、十字架の死から復活の命を与えられる主を誇りとするのです。


音声メッセージ

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