- お知らせ
- 3 日前
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- 杉本拓哉牧師

- 4 日前
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コヘレトの言葉 12章1-14節
神を畏れ、その戒めを守れ。これこそ人間のすべてである。

忙しい日々の中で、私たちは本当に大切にしたい事までも後回しにしてしまうことがあります。自分の心や体の声を聞き逃してしまったり、大切な人に「ありがとう」を伝えそびれたり、後悔することも少なくありません。コヘレトは、明日がどうなるか誰にも分からないからこそ、今日という時を精一杯生きるようにと語ります。時間はあっという間に過ぎ去ってしまうものだからです。若者もやがては年を重ね、体は衰え、命の主のもとへと帰ります。もしも明日が最期の日であるならば、今日の私たちは何を選ぶでしょうか。与えられている時の短さを思う程、物事の優先を見誤らず、心のこもった時間を過ごすようになるのです。
コヘレトは知識を求め、楽しみを尽くし、働きによって富を手にしました。しかし、多くの人が願う成功を手にしても、それが人生の幸せを保証するものではないことを悟ります。だからこそ彼は遺言のように、一つの結論にたどり着きます。「神を畏れ、その戒めを守れ。」神を畏れるとは、創り主を敬い、その導きを信頼すること。神の戒めを守るとは、神が大切にされているものを、私も大切にして生きることです。そのように歩まれたイエス・キリストに従って、神と隣人への愛に生きていこうではありませんか。
音声メッセージ
- 杉本拓哉牧師

- 11月23日
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コヘレトの言葉 11章1-10節
あなたのパンを水面に投げよ。月日が過ぎれば、それを見いだすからである。

明日何が起こるのか、その全てを知ることは誰にもできません。将来が見えないことは確かに不安ですが、もしも全てを知り得たとしても、それは本当の安心に繋がっているのでしょうか。結末の分かっている試合で、全力を尽くすことは困難です。事故や災害がいつどこで起きるのか分かったとしても、心穏やかには過ごせません。私たちは未来を知らないからこそ、今という時を大切に、精一杯生きることができるのです。
私たちに残された人生の中で、今日が一番若い日です。そして若さとは年齢ではなく、まだ見ぬ世界へ踏み出す力であり、失敗しても立ち上がるしなやかさです。自分で蒔いた種を、いずれ刈り取る時がきます。しかし、そもそも種を蒔かなければ、収穫の恵みにはあずかれません。恐れや不安に立ち止まりそうになる時もあるでしょう。それでも主が共にいてくださるから、安心して全力で種を蒔くことができるのです。そして神様のタイミングで、豊かな実りを見出すことでしょう。主の御手の中で最善を尽くして歩む時、主の確かな導きと平安を覚えます。だからこそ状況に流されず、恐れに囚われず、神様からの贈り物である今日を味わい、喜んで歩んでいこうではありませんか。
音声メッセージ