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十戒 ―安らかに休息できていますか―
- 杉本拓哉牧師
- 2024年9月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月12日
申命記 5 章 12-15 節
あなたはかつてエジプトの国で奴隷であったが、あなたの神、主が力ある御手と御腕を伸ばしてあなたを導き出されたことを思い起こさねばならない。

日曜日が休日となった歴史を紐解くと、古くは 4 世紀のローマ帝国で制定されました。しかし週に一度の休日を定めることは、貴族や支配者層にとって好ましくありません。奴隷や従業員たちを休みなく働かせた方が、利益を得られるからです。労働者の人権の観点から休みが与えられるようになるには、19 世紀イギリスの「工場法」まで時代を待たなくてはなりませんでした。
遥か昔の紀元前 13 世紀頃から、イスラエル民族は神様との約束である安息日(週に一度仕事をストップし、神様と交流する時)を守っています。エジプトの奴隷だった時代、イスラエルの民には休みはなく、礼拝をささげる許可も与えられません。主が命じられた安息日は、救い出された自由の中で礼拝をささげ、神様と共に安らぐひと時です。過去に奴隷だった人は、その痛みと苦しみを知っていることでしょう。だからこそ安息日を独占することなく、家族や動物たち、一時滞在の方や奴隷たちとも分かち合うようにと定められました。私たちも周りからの評価や、将来の不安、やめられない習慣など、囚われ縛られているものがあるかもしれません。それでも主は、今日も私たちを主にある自由と安息の交わりへと導き招いてくださるのです。
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