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主が成し遂げられた⑥
更新日:2024年11月24日
ヨハネによる福音書 5章1-18節
イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」 すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。その日は安息日であった。
最近ゆっくり休めていますか。ある芸能人が大人気だった当時を振り返り、理由もなく涙が溢れることが多々あったと語っていました。忙しく過ごしていると、心や体から限界のサインが出てきます。現代は子どもから大人まで忙しい日々を過ごしていますが、私たちには休みが必要です。
聖書には、神様が6日間で天地を創り、7日目に休まれたと書かれています。そして、エジプトの奴隷状態から解放された民は、7日目を「安息日」として神様のために取り分けて、仕事をしないように定められました。イエスは安息日に、38年間も病に苦しんでいた人を癒しました。この病人は、癒しを求めていましたが、期待しても叶えられない日々に落胆し、誰も助けてくれないと嘆いていました。イエスはこの人の痛みに寄り添い、「良くなりたいか」と語りかけ本質に目を向けさせます。そしてこの人が、主の言葉に聞き従う中、驚くべき癒しの業が成し遂げられていったのです。それは病に苦しみ、根拠のない言い伝えに縛られ、孤独にさいなまれていたこの人が解放される時となりました。主のもとに安息があります。主が遣わされるその場所に、床を担いで歩いていきましょう。
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