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疲れた神の子 出会いをもたらす
- 杉本拓哉牧師
- 2024年10月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年11月12日
ヨハネによる福音書4章6-26節
イエスは、「水を飲ませてください」と言われた。

視点を変えると、これまでとは違う景色が見えてきます。子どもとかくれんぼをすると、思いがけない場所を巧みに使う姿に驚かされます。タワーからの展望は、はるか遠くまで見渡すことができるでしょう。人生においても、つま先立ちで背伸びする時や、身を屈める時があると思います。そして、疲れ果てて弱さに打ちひしがれる時でなければ、知り得ないこともあります。厳しい状況の時にこそ、うわべは取り除かれて真理が明らかになるからです。
イエスが渇きを覚え疲れて倒れ込む場面は、私たちのイメージする救い主の姿とかけ離れているかもしれません。しかし、そこでなければ出会えない人たちがいます。心の中に暗い気持ちを 抱えている時には、明るい所に近づきにくいものです。その時イエスが助けを求めたのは、差別されていた地域の中で、さらに小さくされていた一人の女性でした。イエスが隠された所にまで身を屈められたからこそ、交わりを拒絶していた人との出会いが与えられました。イエスの渇きは共感を生み、人の心の渇きに触れられて、命の水で潤されます。主は私たちの弱さや欠けや疲れをも、出会いのために用いてくださることでしょう。