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スチュワードシップ
更新日:11月24日
コリントの信徒への手紙二 9章1-15節
各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。
私たちには想像力が与えられています。誰かにプレゼントを贈る時には、相手が喜んでもらえる物を考えることでしょう。聖書の中には、最も重要な教えとして『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』、『隣人を自分のように愛しなさい。』という言葉があります。愛は、言葉と行動で表されていきます。隣人とは誰の事でしょうか。隣に座っている人、隣の家の人、隣の国の人は、悲しい出来事によって涙を流してはいないでしょうか。自分事としての想像力が求められます。
コリント教会は、経済的な厳しさの中にあるエルサレム教会へ献金を献げようとしたのですが、様々な事情により滞ってしまいました。自分さえよければと恵みを抱え込む、貪欲な心はいつも身近にあります。しかしスチュワードシップ(神様の恵みを預かり、用いていく管理人)の心で、祝福を喜んで分かち合うようにと勧められています。なぜなら時間も能力も財産も、全ては主から預かっているものだからです。主を愛し隣人を愛し、お互いの欠けを補い合う中で、喜びと悲しみを分かち合う中で、主の豊かな祝福の実りに共に与ってまいりましょう。
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