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最上のわざ
更新日:11月20日
【ヘルマン・ホイヴェルス 人生の秋より】
主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。(Iコリント 1:8-9)
あなたたちは生まれた時から負われ/胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで/白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。(イザヤ 46:3-4)
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、働きたいけれども休み、しゃべりたいけれども黙り、失望しそうなときに希望し、従順に、平静に、おのれの十字架を担う。
若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても妬まず、人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、弱って、もはや人のために役立たずとも親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物。古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことの故郷へ行くために。おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事。こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ。手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声を聞くだろう。
『来よ、わが友、われなんじを見捨てじ』と