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美しい足
更新日:11月20日
イザヤ書 52章1-10節
いかに美しいことか/山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。
インターネットや電話網が発達する以前、遠くにいる人との連絡は、伝言や手紙を通して人々の足を頼りにおこなっていました。その中には、人生で重要な知らせとなる合否通知や、命の誕生や臨終における知らせ等もありました。自分の所にまで走ってきて、大切な情報を届けてくれる存在を待ち望んでいたのです。
イザヤの預言は、戦争に負けて囚われの身になっているイスラエルの民に届けられます。そのような状況から、主が解放を与えてくださること。主が存在を明らかにし、御名を知らしめること。主がエルサレムに凱旋されることを伝えます。主が戦いに勝利し、私たちに恵みを与えてくださる約束です。しかし信頼できない人からの約束ほど無意味なものはないでしょう。人々の現実は奴隷状態で、まだそれを目にしていません。信仰が問われています。それでも主は人々を信頼して、伝言を託されているのです。この良き知らせをまだ受け取っていない人々に、主の平和と救いを語り伝えよ、と。神様の言葉はイザヤに届けられ、イザヤの預言は捕囚の民に届けられ、福音は捕囚の民から全世界に届けられていくのです。あなたに届けられた恵みの知らせを、待ちわびている人が隣におられるかもしれません。
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