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その日の約束
更新日:11月20日
ホセア書 2 章 16-25 節
わたしは、あなたと契りを結び 正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。
平和公園にある原爆慰霊碑には「安らかに眠って下さい過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。私たち人類全体が、戦争や核兵器という過ちを悔い改める言葉です。しかし悲しいことに、今なお世界中で戦いが繰り広げられています。家族関係の不和や希薄化も指摘されています。ホセアという預言者は、神様から示された相手と結婚しました。三人の子どもの名はそれぞれ、イズレエル:散らされる、ロ・ルハマ:憐れまれない者、ロ・アンミ:我が民ではない者。そしてパートナーは愛人たちの所へ出て行きますが、目論見が外れてしまい、ホセアの所に戻る決心をします。
神様はイスラエル民族との関係を夫婦に喩えます。何度も民は神様を裏切り、偶像の神々を慕い求めました。それでも神様は、やり直す機会を与え、立ち帰る民を赦し、関係性を回復してくださるのです。神様との和解は、動植物との和解や、全人類との和解にも繋がる希望の約束です。私たちには多くの課題があり、どうしようも出来ないような現実が立ち塞がっているように見えます。それでも神様は、愛をもって私たちと契約を結ばれました。その日その時、主が蒔かれた種は豊かな実を結び、人々は憐みを受け、主の民となるのです。
音声メッセージ
録音ミスにより、聖書朗読の途中からになっております