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種まく人
更新日:2024年11月24日
マルコによる福音書 4章1-20節
「聞く耳のある者は聞きなさい」
イエスは、集まった人々に「種まき」という身近なたとえを用いて、神の国について語ります。①道端の土地:過去に人から受けた傷や、長年の経験から心が固くなることがある。②石だらけの土地:イエスに期待して願いが叶えられた時には近づき、思い通りに行かないときには離れてしまう。自らに根っこを持たないため、周りの状況によって右往左往する。③茨の土地:悩み事や不安、誘惑や欲望により、神様ではないものに心を向けてしまう。④30倍、60倍、100倍に実る良い土地:イエスの言葉は人々の心に種としてまかれる。イエスご自身が、私たちの心の固いところを耕し、汗水流して石を取り除き、傷つきながらも茨を抜いてくださった。そしてイエスは語られる。あなたは良い土地である。御言葉を受けとり、豊かに実る土地である。あなたを通して神の国は広がると、将来の収穫を見ておられる。
「聞く耳のある人は聞きなさい」神様に立ち返るようにと、イエスは私たちの所にまで来られました。今日も種をまかれ、心を耕してくださる。収穫の喜びは、隣人と恵みを分かち合うためにあります。そのようにして御言葉の種は、江波の地にまで届きました。すぐそこに神の国の情景が広がっているのです。
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