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執筆者の写真杉本拓哉牧師

復活の朝

更新日:11月20日

マルコによる福音書 16章1-8節
婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。

 イースターとはイエス・キリストの復活をお祝いするキリスト教のお祭りです。日本においても10年程前から食品メーカー・テーマパーク・ゲームイベント等でアピールされ、一般的にも認知されてきたように思います。

 キリスト教は復活を語ります。私たちの常識では、死んだ人間が復活するなどありえないことです。それは2000年前においても変わらない常識です。それでも教会は、イエスの復活の出来事を語り伝えているのです。聖書を読むと、復活の現場を見た者は居ないことが分かります。他に誰も居ないお墓の中、父なる神はイエスを復活させられました。

 男性の弟子たちは十字架という自らの罪を前にした時、イエスを見捨てます。女性の弟子たちは復活という自らの理解を超えた救いを前にした時、逃げ出します。それにもかかわらず、復活のイエスは一人ひとりを再び見出して招いてくださっているのです。再会を果たした弟子たちは、今までとは違う一歩を踏み出します。イエスを見捨てて逃げていった弟子たちが、イエスが歩まれたように生かされていく。言葉では説明できない奇跡の基、それがイエス・キリストの復活です。


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