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愛する子どもだから
更新日:2024年11月24日
コリントの信徒への手紙一 4章1-16節
人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。この場合、管理者に要求されるのは忠実であることです。
商売哲学に「三方よし」があります。売り手・買い手・社会貢献の三つの視点から見た時に「良い」ものでなければ続けられなくなるでしょう。しかし、世代交代や状況の変化によって、本来の目的を忘れてしまうことが起こり得るのです。その結果、自分(自分達)さえ良ければと、相手や周りへの配慮を薄れていってしまうのです。会社であれば、品質の低下、環境への配慮もおろそかになり、組織の維持が目的にすり替わってしまうのです。
教会の目的はキリストを証することです。具体的な内容としては、聖書の言葉を分かち合い、神と人とに仕え、神が招く交わりへ加わえられることです。今日の箇所は、キリスト会社の従業員心得かもしれません。一つ目はキリストに仕えなさい。あなたの行動を受け取られる方はキリストです。従業員同士が裁き合うのではなく社長の判断を仰ぎなさい。二つ目は、神から与えられた全てを、管理者として忠実に用いなさい。もしも自分の力で獲得したと思いあがっているならば、的が外れています。神様から預けられたものを、神様の目的のために、豊かに用いていくことができますように。
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