検索
劇薬 ~悔い改めを祈る~
更新日:11月24日
コリントの信徒への手紙一 5章1-13節
いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。
とあるYouTuberの不祥事がニュースになりました。そのグループはレジェンドから気に入られていましたが、事件によって、先輩の顔に泥を塗ってしまったのです。もはやレジェンドは、自分達に声を掛けてくれないのではないかと心配するメンバーもいました。それでもレジェンドは再びそのグループとコラボ動画を出したのです。そして苦言を呈します。「全て見られていると思って行動しなよ」、「メールが流出しても問題のない言葉を使いなね」、「一番悲しんでいるのは、あなたを応援してくれているファンたちだよ」と、耳の痛い忠告を語ります。
愛がなければ、関係性がなければ、叱ることはないでしょう。パウロもまた教会のメンバーを厳しく叱ります。それは親子のような関係性があったからです。パウロは自己本位で人を裁くのではなく、聖書を通して語られている神様の御心を求めました。神様は、愛の神であると同時に義の神であり、自由の神であると同時に秩序の神でもあります。その神様が、罪を憎み、それでも罪人を救おうと決心された頂点が、十字架の出来事となりました。このお方が今日も十字架上で両手を広げ、私たちを応援してくださっているのです。
メッセージ音声ファイル