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執筆者の写真杉本拓哉牧師

あなた一人の体じゃないのよ

更新日:11月24日

コリントの信徒への手紙一 6章12-20節
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。


ハイビスカス
ハイビスカス

 パートナーが忙しく、心身から悲鳴をあげる程にムリをしている時、「あなた一人の体ではないよ」と相手を気遣う言葉があるでしょう。大切な相手だからこそ、あなた自身も自分の体を大切にして欲しいという願いです。また、新しい家族が加えられる時、喜びの責任が増したことを伝える言葉でもあります。いのちの繋がり、いのちの広がりに際して、自分さえ良ければという考え方から、りを思いやるという意識の変革が必要となります。

 教会に向けてパウロは語ります。「あなたの体はキリストの体の一部となり、あなたの霊はキリストの霊と一つになっている。聖霊なる神様があなたの内に宿っている。あなたという存在は、イエスがいのちをかけて救い出した人なのだ。」だからこそ、私たちは認識を改める必要があります。イエス様に愛されている者として歩もう。自分だけのいのちでは無いのだから、喜びの責任を受け取って、隣人と共に生きよう。今までは何をしても自由だと自己中心的に暮らしていたかもしれない。しかしこれからはイエス様のように、自らの自由を、主の栄光を現わすために用いていこうと呼びかけられているのです。


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