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執筆者の写真杉本拓哉牧師

異なるを繋げる

更新日:11月24日

コリントの信徒への手紙一 12章1-27節
あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。


花材/とくさ・ソリダスター・百合
花材/とくさ・ソリダスター・百合

 シンクロナイズドスイミングやダンスなど、全体で一つの技を寸分の狂いもなく一致させるのを見ると、私たちは感動を覚えます。日々の生活においても、人と人とが思いや行いを合わせることは簡単ではないと知っているからです。時には、メンバーの誰かが調子を崩すこともあるでしょう。そのような場面でも、お互いにフォローし合って演技を繋げていけるのは、同じ目標のためではないでしょうか。

 教会という共同体も、一致するポイントが必要になります。聖書は、イエス・キリストを自らの主であると告白するところに一致があると語ります。それは人の業ではなく、聖霊なる神の働きです。性別も年齢も文化も異なる私たちを、聖霊なる神様が繋ぎ合わせ、一つとしてくださっている。イエス・キリストを中心とした、一つの体となるためです。私たちはキリストの体を構成する一つひとつの部分だからこそ、お互いの強みと弱みを分かち合って生きています。主がこの地で、私たちを通して、何事かを成し遂げようとされています。主の憐みに満ちた目は、どこを向いているのでしょうか。いつだって主の手は優しく、差し伸べられているのです。


音声メッセージ

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