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最高の道
更新日:11月24日
コリントの信徒への手紙一 12章31-13章13節
信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。
「道」という言葉は、人生をたとえる時にも用いられます。順風満帆な時もあれば、道を間違えてしまうこともあるでしょう。山道や、雪道、茨道を進むこともあるかもしれません。分かれ道に立つ時に、私たちは何を基準に決めていくでしょうか。後悔なく歩みたいものです。
聖書は「最高の道」について教えます。それは、自分が何をどれだけ出来たか、という成果で判断されるものではありません。どのような心でおこなったのかが問われ、そこに愛があるのかどうかが、唯一の指標となるのです。「愛は忍耐強く、情け深く、ねたまず、自慢せず、高ぶらない。…」私たちが愛をイメージする時、高価なプレゼントや旅行などに目が留まりがちです。しかし神の愛は、どのような心で共に生きるのかが大切なのです。
「神は愛である」と聖書は語ります。愛という言葉をイエス・キリストに置き換える時、最高の道は明らかにされていきます。私がという主語から、イエス・キリストが私を通して何をされるのかと視点を変えていく時に、神の愛はあらわされていきます。私の道が、イエス・キリストの道へと変えられていく。ここに「最高の道」があるのです。
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