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死んだら終わり…ではない!
更新日:11月24日
コリントの信徒への手紙一 15章12-22節
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。
私たちのいのちは、「死んだら終わり」なのでしょうか。いのちや死について、古今東西、人々は関心を持ってきました。将来に希望を持ちにくい時代には、今さえ良ければ自分さえ楽しければという考え方が流行ります。一方では延命することに躍起になる人がおり、もう一方では生きることに疲れ果て死を選ぶ人もいます。同じ大切ないのちなのに、極端にされている時代を、私たちは生きています。
聖書には、福音(GOOD NEWS)が記されています。イエス・キリストは周りから妬まれ、仲間から見捨てられ、裁判官の保身により、十字架につけられて死にました。十字架には、自己中心的な人の罪が現れています。それと同時に、罪を引き受けられたイエスの救いが現れています。神様からも見捨てられたと思うような絶望においても、イエスだけは寄り添ってくださいます。誰しも虐げられる時、いのちの価値を見出せなくなるでしょう。それでも主は、あなたは高価で尊いと招くのです。イエスは死んでまでも、人々に連帯しました。そのイエスを神様は復活させました。復活のいのちを共に生きるように人々と連帯するためです。ここに死を越えた希望があるのです。
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