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イエス・キリストの愛を次の世代に伝えよう
更新日:11月24日
ヨハネによる福音書 12 章 20-36 節前半
一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。
一年の始まり、地震と事故の悲しいニュースが届きました。主の憐みと慰めをお祈りいたします。命が失われてしまうことは、身近な人にとって絶望的な出来事かもしれません。しかし、イエス・キリストは死を越えた希望を語ります。
イエスは権力者らから目を付けられ、命が脅かされていました。もしかしたら他の地域に逃れることで、十字架にかけられずに済んだのかもしれません。しかし、神様の栄光が現わされる時が来たと言うのです。
作物でも種を植える時があり、実りを収穫する時があります。イエスの命という種が、地に落ちて墓に葬られるからこそ、新たな命に芽吹く時がやってきます。十字架の死を通らなければ、復活の命は与えられないのです。その時、一粒の種は繋ぎ合わされた多くの命と共に、収穫の恵みにあずかるようになるのです。植物には光が必要です。主の栄光が、太陽の光のように、命を育み成長させてくださいます。だからこそ、光あるうちに光を受け取り、生かされていこうではありませんか。新たな時代がイエスによって始まりました。この福音が私たち一人一人に届けられているのです。
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