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託された使命
- 杉本拓哉牧師
- 5月4日
- 読了時間: 2分
マタイによる福音書28章11-20節
「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。」

美味しい農作物をたくさん収穫できたときには、親戚や友人にも配るかもしれません。そして、おすすめの調理法を共有することでしょう。恵まれた体験や喜びの出来事は、分かち合う中で豊かに広がっていきます。
イエスは弟子たちに最後の命令を与えました。①出かけて行ってイエスを紹介すること、②イエスが成し遂げた罪に対する死と、復活の命を表すバプテスマにあずからせること、③主が命じられたことを守るように教えること。これらを通して人々をイエス・キリストに繋ぎ、弟子とするように語られたのです。主の福音が恵みであり喜びだからこそ、日本にまで伝えに来てくれた人たちがいます。そして、主と一つとなり、十字架の赦しと復活の希望に共にあずかるバプテスマが広まりました。主は、神と隣人と自分自身を愛するようにと教えられました。主の愛に学び、主の愛に生きる中で、主に似た弟子とされていくのです。
主の命令は、義務的な律法ではなく、恵みへの招きではないでしょうか。主が始められ、完成させてくださる御業に、一緒に加わろうと手が差し伸べられています。疑ってしまうような私たちにも、生涯の最初から最後まで寄り添い、共に歩んでくださいます。復活の主が、今も生きておられるからです。
音声メッセージ