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引き裂かれたものをつなぐ務め

ローマの信徒への手紙5章6-11節
わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。



花材/白百合・小エビ草・折鶴蘭
花材/白百合・小エビ草・折鶴蘭

 説教題である、「引き裂かれたものをつなぐ務め」は、教会の務め、キリスト者の使命です。ローマ書三章で、パウロは人間には「正しい者はいない」と断言します。しかし、同時にキリストの贖いの業を通して、救いが開かれたことも語ります。五章では、このキリストの贖いの業とは十字架の死のことであって、弱い者のため、不信心な者のため、罪人のため、敵のためであったと語られています。ここに福音の真髄が言い抜かれています。福音とは、神と敵対関係にあり、神と引き裂かれていた人間が、十字架によって神とつなぎ合わされたことにあります。だから、キリスト者の使命も、引き裂かれたものをつなぐ務めを果たすことです。引き裂かれたものをつなぐ務めには、十字架(苦難)があります。十字架の道は孤独で苦しくて誰からも評価されず、理解されないものです。それでも、キリストが十字架に架かられたのだから、その道を私たちも歩んでいくのです。引き裂かれたものをつなぐ務めを果たすキリスト者がおられます。決定的に世界が変わることを信じ、引き裂かれたものをつなぐ務めに仕えてまいりましょう。

広島キリスト教会 播磨 聡 師


音声メッセージ

 
 

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