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「よろしく」を伝えよう

ローマの信徒への手紙16章1-27節
わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがた一同と共にあるように。


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 パウロはまだローマに行くことができないため、信頼する女性に手紙を託しました。そして自分の代わりに「よろしく」を伝えてほしいと願います。私たちも直接会えないときに、「どうぞよろしく伝えてください」と頼むことがあります。その言葉は、たとえ遠く離れていても、人と人とを繋ぐ架け橋になります。パウロの「よろしく」には、ヘブライ語の「シャローム」の響きがあったでしょう。「主の力と命に満ち、溢れんばかりの祝福の中、主の平安がありますように」と祈りが込められた挨拶です。

 聖書は、神と人とを結ぶ働きを祭司と呼びます。イエス・キリストは、十字架において私たちの罪を代わりに担い、神と人を結び合わせる大祭司となられました。そして今、キリストを信じる者たちに聖霊を注ぎ、祭司としての働きを託すのです。それは、主の愛を隣人に紹介し、繋ぎ合わせる働きと言えるでしょう。こうして全ての人を救いへと導く、憐み豊かな主の計画が明らかにされていきました。主は今日も、私たち一人ひとりに「よろしく」と語りかけておられます。神の愛と祝福を受け取りましょう。そしてこの喜びの知らせを自分だけのものとせず、今度は隣人へと平和の挨拶を届けていくことができますように。


音声メッセージ

 
 

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