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エジプトの国から導き出せ
出エジプト記6章2-13節

モーセは兄アロンと共にファラオの前に立ち、イスラエルの民が主を礼拝するために荒野にいかせてほしいと願いますがファラオは拒否し、さらに厳しい労働を課します。イスラエルの民はモーセに「なんてことをしてくれたのだ」と抗議します。交渉がうまくいかず、モーセは同胞からも迷惑な存在とみなされてしまいます。神様に従っているはずなのに、神が苦しむ者を見捨てておられるとしか思えない現実にモーセは呻きます。
六章の冒頭、すでにファラオのもとに立ち、手ひどく退けられていたモーセに、神は改めてご自分を現されます。もう駄目だ、神は働いてくださらないと否定したくなる状況で、神は「イスラエルの人々をエジプトの国から導き出せ」という不退転の決意的な命令を下されます。この命令こそ、悩み苦しむモーセに必要なものでした。本当に恐るべきものは神だけであり、弾圧者やファラオ、無理解な同胞を恐れるのではない。モーセは長い交渉の道のりの中で繰り返し教えられていくのでした。
葛藤や苦しみの連続にも関わらず、神の命令はモーセに示されました。「イスラエルの人々を奴隷の地エジプトから導き出せ」と。神は、呻き苦しむ民に寄り添い、力強い御腕で彼らを救い出してくださいます。私たちも苦しむ人々を救い出そうとする神のご計画に従ってまいりましょう。
広島教会 播磨聡牧師
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