top of page
コリントの信徒の手紙二 5章1-10節
わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。

花材/キョウチクトウ・南天の実・ソリダコ
花材/キョウチクトウ・南天の実・ソリダコ

 私たちはライフステージに合わせて住まいを変えていきます。実家で育ち、一人暮らしを始め、マイホームを建て、福祉施設でお世話になる人もいるでしょう。更にその先を、聖書は語ります。地上の住処である幕屋が滅びても、天では神が建物を用意されていると。地上での体は一時的であり、天における命は永遠であると、住居を用いて喩えます。

 しかし天に住むことが最終目標であるならば、地上での生活は何の意味を持つのでしょうか。私たちの人生には重荷があり、体力は衰え、誰しも死へ向かっています。そのような苦しみから、早く解き放たれたいと願いますが、パウロは重荷を抱えたまま生きます。絶望から希望へと移されることを、死から命に飲み込まれることを、復活の御業を仰ぎ見ているからです。事実パウロは死ぬほどの大きな罪を自覚しており、同時に神の赦しと救いを体験しました。その時、神の御心を想像したことでしょう。どれほど神を悲しませ、反抗してきたか。これからは神を喜び、神に喜ばれて生きたいという願いを持つようになりました。そして神は、イエス・キリストを聖霊なる神をこの世界に派遣されたように、次はあなたをこの世界に送り出されます。神の国と神の義が全ての人に届けられるように。


音声メッセージ


ネヘミヤ記5章1-13節
「わたしたちはその負債を帳消しにする。」

花材/背高泡立草・カーネーション・リンドウ・へプリカム・ソリダコ・カスミソウ
花材/背高泡立草・カーネーション・リンドウ・へプリカム・ソリダコ・カスミソウ

 人間関係において相手の気持ちに寄り添うことが大切だとよく言われますが、頭で理解していても行動に移すのは難しいのではないでしょうか。自分の願いが大きくなると、他者の声が聞こえにくくなるからです。幼い子どもが隣の子の玩具で遊びたくなり奪い取るのも、隣国の資源が欲しくなり戦争するのも、本質的には同じでしょう。人より強く豊かになりたいという願いも、度が過ぎれば、他者の境遇などお構いなしで奪い取ることになります。

 ネヘミヤに嘆き叫ぶ声が届きます。飢饉や重税のため破綻して、財産も家族も失われてしまったという叫びです。自己責任だと、無関心でいる方が楽でしょう。しかし彼は、困窮している人々に共感して、負債を帳消しにしたのです。ここに神の義があります。神は奴隷だったイスラエルの民の叫び声を聞き、他国から救い出されました。「贖い」と表現することもありますが、親族として奴隷となった人や、売り払われた土地を買い戻す行為のことです。神が救い出し慰められるからこそ、ネヘミヤも叫び声を聞き、神に共感を示します。さらに彼の行動に共感した貴族と役人もまた、借金を免除することを誓います。神の国と神の義は、共感していくことによって広められるのでした。


音声メッセージ

イザヤ書10章20-27節
その日が来れば/あなたの肩から重荷は取り去られ/首に置かれた軛は砕かれる。

花材/小菊・クスノキ
花材/小菊・クスノキ

 待ち時間というと退屈な印象を受けますが、楽しみにしている出来事ならワクワクしながら心待ちにすることでしょう。発売日やアトラクション、試験結果や病院での診察など、待ち時間は数分から数日に及ぶこともあります。歴史を遡れば、奴隷解放は数百年にわたり待ち望まれた事柄でした。期日が定まっていれば良いのですが、いつまで続くかわからない出来事を待つのは困難です。次第に気持ちが萎えて、諦めそうになるからです。

 虐げられていたイスラエルの民も、解放してくれる救い主を期待していました。主の約束は与えられますが、苦難の道を通らねばなりません。物事がうまくいくときには、神なしでも問題ないと判断して自分勝手な道を歩んでしまいがちです。また、困難なときには神を後回しにしてしまうこともあります。それでは、どうやって希望を保ち続けることができるでしょうか。それは、先達が歩んだ歴史を自分の身に起きたこととして受け止め、神からの恵みを繰り返し心に刻むことです。主は確かに力強く、起死回生の道を切り開いてくださいました。たとえ今どのような状況であったとしても、約束されたその日、主は正義を満ち溢れさせ、私たちの重荷を取り去ってくださるのです。


音声メッセージ

江波キリスト教会 〒730-0834 広島県広島市中区江波二本松1丁目10−26 TEL:(082)231-4561

©2021 by 江波キリスト教会。Wix.com で作成されました。

bottom of page