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執筆者の写真杉本拓哉牧師

第二回宣教旅行の終りと始まり

更新日:11月20日

使徒言行録 18章1-23節
「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ。」

 バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、仕事などを通して力を出し尽くし、燃え尽きたように消耗してしまった状態を表します。そのような時には、心身の休息を取ったり、環境を改善したりすることが対処法の一つとなります。この症状になりやすい環境として、医療や福祉、営業や教職などの対人援助の現場にリスクが高いと言われますが、誰しも起こり得る出来事です。

 コリントの町にたどり着いたパウロも、バーンアウトしていたのでしょう。環境を変えて、新たな友人の所に身を寄せました。彼はこの時、弱り果て、恐れが生じ、聖書のみ言葉を語ることもストップしていたのです。そのような時に、神様は幻を通してパウロに語りかけます。「恐れなくて良い。語り続けよ。わたしがあなたと共にいる。この町にはわたしの民が大勢いる。」振り返れば仲間がいました。遠くからも祈りつつ助けてくれている人たちもいました。何より神様が支えてくださっているのです。「あなたは一人じゃない、一緒に立ち上がろう。」と、主は今日も、わたしたち一人一人に呼びかけておられます。元気な時だけでなく、痛みや悲しみや苦しみに倒れ込んでしまう時も、主は共にいてくださるのです。


音声メッセージ

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