top of page
列王記上8:20-30
両手を天に伸ばして、祈った。
「イスラエルの神、主よ、上は天、下は地のどこにもあなたに並ぶ神はありません」 {8章22b~23)

花材・枇杷の実・鉢植え・黄菊 
花材・枇杷の実・鉢植え・黄菊 

 家を建てるというのは、多くの場合一生に一度あるかないかという大切な出来事です。

 ましてや、神様のための住まいを建てる時、どれほどの思いが込められているでしょうか。モーセによる幕屋とソロモンによる神殿、この二つはとても似ています。どちらも人々の生活の中心であり、礼拝の中心でした。どちらも礼拝のために、神様へ動物を捧げる祭壇・祭司が身体を清めるための洗盤・幕屋の光源となる7つの燭台・パンとぶどう酒の献げ物・香の祭壇・そして十戒が納められた契約の箱が備えられました。幕屋と神殿には、もう一つ共通点があります。どちらも完成した時に、神様の栄光が現れたのです。

 神殿が完成した時、ソロモン王は祈ります。今回、5つの視点からこの祈りを見本にしたいと思います。「約束を守り、愛を注いで下さる神様」と祈りを捧げる対象へ①告白の言葉をもって呼びかけます。そして、②感謝と願いを語ります。祈りの中で、③自分と神様に出会う、交わりが与えられます。ソロモンは豪華絢爛な神殿を建て上げましたが、それでも「世界を創造された神様が入るにはふさわしくない」と、④砕かれ悔い改めます。そして、「私の罪を赦してください」と、⑤神様に立ち返ります。私たちも祈りましょう。神様は今も変わらずに、一人一人の祈りに耳を澄ませ、目を注いで下さっているのですから。

 出エジプト40:34-38
雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。(34節)
旅路にあるときはいつも、昼は主の雲が幕屋の上にあり、夜は雲の中に火が現れて、イスラエルの家のすべてすべてのに見えたからである。(38節)       

花材/柊南天・菊・ゼラニュウム・エノコログサ 
花材/柊南天・菊・ゼラニュウム・エノコログサ 

 出エジプト記における最後の章では、幕屋が完成した場面が描かれています。幕屋とは、神様がイスラエルの民に指示し造らせた、神様の住まいのことです。この幕屋が完成したとき、主の栄光が幕屋に満ちて、誰一人として幕屋に入ることが出来なかったと記されています。先ほどまで、モーセはこの幕屋の中で祭具を整えていたにも関わらず、モーセすらも幕屋に入れませんでした。神様はモーセに「あなたはわたしの顔をみることはできない。人は私を見て、なお生きていることはできないからである。」と、語ります。虫眼鏡で太陽を見てしまっては、目が耐えきれず失明してしまいます。それと同じように、人が神様を直接見てしまっては、心や身体が耐えきれないのかもしれません。

 そのうえで神様は直接見ることは出来ない人間に合わせ、幕屋を通して人々と出会っていくのです。幕屋はイスラエルの民の中心にありました。幕屋は空間的な中心だけでなく、生活の中心、意識の中心、礼拝の中心となります。この旅を通して神様は、イスラエルの民を導き守りました。「わたしは必ずあなたと共にいる」と、モーセに約束された神様は、「わたしは必ずあなた達と共にいる」と、イスラエルの人々に幕屋を通して示してくださいました。そして主の約束は今に至るまで続いているのです。

出エジプト16:2-5、11-21、31、35
「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。(4節)
「これこそ、主があなたたちに食物として与えられたパンである。(15節B)

 神様から、大切なイスラエルの民に与えられた十の約束。『十戒』の一つに、安息日の教えがあります。安息日の教えとは、6日間あなたの仕事をし、7日目は仕事を休み、神様を覚える時とするという内容でした。休みのない奴隷生活だった民にとって、この安息日の教えは、喜びの約束となりました。しかし、私たちは「働きに出なければ、食べる物が得られないかもしれない」と、不安におそわれます。また、「もっと働けば、豊かに暮らせるに違いない」と願う者です。


 イスラエルの民も同じでした。そのような民に、神様は『マナ』と呼ばれる、甘いウエハースのようなパンを与えました。しかしマナは6日目を除いて、保存することが出来ません。ある人は、一日分のマナをやりくりして翌日にとっておこうとしました。また、ある人は、休みとされた7日目にもマナを得ようとしました。しかし、どちらの試みも失敗に終わります。


 私たちは、自分で仕事や財産をコントロールしたいと願います。与えられている分を管理することは大切な事です。しかし、ここで神様は根本的なことを伝えています。それは、恵みがどこから来るのか、誰によって養われているのかを教えているのです。安息日、それは神様に信頼をするという日々の歩みです。イスラエルの民は40年間、主に養われて生きました。

江波キリスト教会 〒730-0834 広島県広島市中区江波二本松1丁目10−26 TEL:(082)231-4561

©2021 by 江波キリスト教会。Wix.com で作成されました。

bottom of page