top of page
執筆者の写真杉本拓哉牧師

賛美せずにはいられない

更新日:11月20日

詩編 30編2-13節
あなたはわたしの嘆きを踊に変え
粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。

花材/小手毬・鳴子百合・ばら
花材/小手毬・鳴子百合・ばら

 『賛美』とは何でしょうか。普通の歌と何が違うのでしょうか。ヘブライ語では7種類もの言葉で賛美を表現しています。①褒めたたえる、②手を挙げて感謝を表す、③音楽を用いて誉める、④叫び求める、⑤未来に期待してたたえる、⑥即興的に歌う、⑦喜び踊る。私が考える賛美における大切なポイントは、方向性です。神様に向いているかどうかが、賛美とそれ以外の歌とを分ける指標ではないでしょうか。逆に、演歌であってもポップスであってもロックであっても、神様に向かう時に賛美になり得るのです。


 では、私たちはどのような時に『賛美』するのでしょうか。物事が上手くいっている時は自らを誇り、悲しみの出来事に直面すれば神は居ないと判断してしまう。神様は人間にとって都合のいい道具ではありません。また神様は人間を道具として扱いません。人格(神格)を持った存在です。私(神様)とあなた(人間)という交わりを重視します。高ぶる者には躓きを与えて向き合い、絶望の淵にいる人には希望を示して向き合う。その時、躓きも希望も、神様との出会いの機会となるのです。神様へ方向転換する機会になる。神様との交わりによって『賛美』へと変えられていくのです。

閲覧数:5回

最新記事

すべて表示
bottom of page