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執筆者の写真杉本拓哉牧師

マラナタ ―祈りと賛美を分かち合い―

更新日:11月25日

ヤコブの手紙 5章7-20節
あなたがたは「然り」は「然り」とし、「否」は「否」としなさい。(12節b)
あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌を歌いなさい。(13節)

花材/パイナップルリリー・バンブー・エノコログサ 

聖書は『忍耐』を勧めます。正直避けたくなるような言葉ですが、文脈があります。全てを我慢しなさいという意味ではなく、『主が来られる時』を待ち望むように言われているのです。忍耐の理由は、神様に対する期待です。希望があるからこそ、待ち望むことができるのです。

 それに加えて、聖書が語る忍耐は、一人きりの歩みではありません。私たちの人生、まるで神様が自分を見捨てているような、辛い時や悲しい時があります。そのような時は、隣人と共に祈り合おう。まるで神様なしでも自分は生きていけるような、楽しい時や嬉しい時があります。そのような時は、隣人と共に賛美しよう。そのような時、私たちには忍耐が必要です。一人ではなく周りの友と助け合いながら生きていこう。孤独に苦しむことも、孤立を喜ぶこともしなくていいのです。

 ことわざにも『喜びは分かち合うことによって倍になり、悲しみは分かち合うことによって半分になる』と、あります。隣人と祈り合う時、その悲しみをイエス様も分かち合われます。隣人と賛美をささげる時、その喜びをイエス様も分かち合われます。忍耐する時、イエス様も共に忍耐されているのです。

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