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執筆者の写真杉本拓哉牧師

世界で初めのクリスマス

更新日:2024年11月24日

ルカによる福音書 2章1-21節
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」

クリスマスツリー

 「クリスマスは恋人と過ごす日」と考える人も多いでしょう。しかし、キリスト教の国では「クリスマスは家族と過ごす日」という理解が多数です。なぜ日本で「恋人の日」になったのかと調べると、どうやら1983年に発行された雑誌の特集から始まったようです。教会では、雑誌で取り扱われる以前から、クリスマスをお祝いしています。年齢によらず、性別によらず、皆で礼拝をささげています。それは、クリスマスはカップルだけに限らず、皆にとっての喜びの知らせだからです。

 世界で初めのクリスマス。約2021年前イスラエルの国において、一人の赤ん坊が産まれました。若い夫婦はお金もなく、居場所もなく、家畜小屋で身を休ませていました。そのような劣悪な環境の中、イエス・キリストは産まれたのです。社会の片隅に追いやられて、人扱いされず、人権を無視されていた人々に連帯するかのように、幼子は飼い葉おけに寝かされました。もしも王宮でイエスが産まれたならば、集える人は権力者だけに限られます。救い主は全ての人のために来られました。誰でも集えるように、一番低い所にまで降られた。私たちと出会うために、汚れて臭う場所にまで降って来られたのです。


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