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賛美の歌は響き渡る

ルカによる福音書 2章1-21節
「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」


疲れ切った日々に、自分がなぜ生きているのか分からなくなってしまう時が、誰しも訪れるかもしれません。努力しても認められず、声を上げても届かない。そんな経験が重なると、自分という存在の価値までも揺らいでしまいます。

クリスマスの夜、救い主の誕生を最初に知らされたのは、野宿をしていた羊飼いたちでした。彼らは仕事のために律法を十分に守れず、社会から軽んじられていました。さらにローマによる人口調査でも、貧しさゆえに、数にも入れられない存在でした。宗教的にも社会的にも小さくされ、まるで居ない者のように扱われていたのです。

この羊飼いたちに、まず初めに喜びの知らせは届けられます。もしも救い主が、王宮に誕生したと言われたならば、自分たちには無関係だと思ったかもしれません。ところが天使は、救い主が飼い葉おけに寝ていると告げます。動物たちのよだれや匂いが染みついた餌置きは、羊飼いたちの日常の空間でした。だからこそ彼らは、自分事として素直に信じて立ち上がり、出会いに行くことができたのです。そして今度は羊飼いたち自身が、喜びの知らせを隣人告げ知らせる者へと変えられていきます。主にある喜びは満ち溢れ、神への賛美は時と場所を越えて、今もあなたのもとにまで響き渡っています。


音声メッセージ

 
 

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