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執筆者の写真杉本拓哉牧師

主に交われば…

更新日:11月24日



マルコによる福音書 1章9-15節
「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」

万両
万両

 言葉には力があります。言葉によって心は容易く傷付いたり悲しくなったりします。その逆に、励まされたり慰められたり命が生かされたりすることもあります。ストレスフルな世の中です。怒りを他者にぶつけてしまう人もいれば、怒りを自分に向ける人もいます。私たちはどのような言葉を語り、どのような言葉を聞いているでしょうか。

 聖書は、神様に立ち返っていくようにと招きます。ストレスを身勝手に弱い立場の人にぶつけ、責任転嫁しているならば、神様に立ち返りなさい。度を越した自責の念により、生きるのが辛くなっているならば、神様に立ち返りなさい。自分勝手な生き方により、他者や自分を傷つけている道から、方向転換しなさいと語り掛けます。

 ホッと一息つけるような、安心できる場所があります。誰かを傷つけなくていい。あなたも傷つかなくていい。ヒナが親鳥の懐に包み込まれるような空間。神様は一人ひとりに平安を与えるために、天から降って来られました。今が、立ち返る時。神様の声が響き渡っています。「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。」


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