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執筆者の写真杉本拓哉牧師

ともし火に照らされて

更新日:2024年11月24日

ルカによる福音書 11章33-36節
「あなたの中にある光が消えていないか調べなさい。あなたの全身が明るく、少しも暗いところがなければ、ちょうど、ともし火がその輝きであなたを照らすときのように、全身は輝いている。」

花材/ドラセナ・ピンクッション
花材/ドラセナ・ピンクッション

 私たちは見ているものに影響を受けます。子どもは友達や親の姿を見て、真似をしながら成長します。誰かの優しい行動を見て、自分の心まで穏やかになることもあれば、その逆もあります。「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」との名言がありますが、そもそも何を見ているのかによって考え方は培われていきます。

 私たちは、太陽や電気やロウソクの光の下で生活しています。もしも暗闇の下ならば、人にぶつかり、物につまずくことでしょう。聖書はイエスこそ光であると証言します。私たちの生活の中心に光はあります。しかし振り返る時、果たしてイエスは、私たちの生活のどこに見出されるのでしょうか。考え方の基準として、イエスを尋ね求めているでしょうか。どこかイエスを、見えにくい場所に隠したり、まるで居ない存在として吹き消したりする事があるのではないでしょうか。イエスはそのような私たちのところにまで来られました。光は既に与えられているのです。だからこそ自ら吟味して、光の中を歩みましょう。主の光は自分を照らし、隣人を照らし、全体を輝かしていくのですから。


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