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執筆者の写真杉本拓哉牧師

家を建てるときには

更新日:2024年11月24日

ルカによる福音書 6章46-49節
わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。

花材/ゼラニウム・手菊・トルコ桔梗・すすき
花材/ゼラニウム・手菊・トルコ桔梗・すすき

 何事も基礎は大切です。習い事でも仕事でも、基礎をおろそかにすると結果は散々な事になるでしょう。「守破離(しゅはり)」という言葉があります。まずは師の教えを「守り」基礎を身につけた後、他からも良いものを取り入れて枠を「破る」、最終的に師の下から「離れ」自己を確立します。

  イエスが弟子達と過ごした期間は、わずか3年半程でした。十字架と復活の後、イエスは天に昇ります。師が教えている内に、基礎を守り身につける必要があるのです。それでも弟子達は、主の言葉に聞き従いませんでした。王様の命令に従わない召使いはいません。コンサルタントの指摘を受け入れないならば、契約は解消されます。主の教えを守らないならば、弟子ではないでしょう。

 イスラエルの乾季には、川が砂地になります。平らな砂地の上に、基礎もなく家を建てることは、簡単で早く安くできます。しかしその家は、雨季になると洪水に襲われてしまうことが明らかです。試練の時、何を基礎にしているのかが明らかになります。イエスはいのちを慈しみ、土台のしっかりした岩の上に家を建てることを命じます。イエスこそが私達の足元を支える、救いの岩となられました。


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