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主は恵み深い
更新日:2024年11月24日
ルカによる福音書 1章57-80節
この子の名はヨハネ
漫画の主人公が強敵に倒されそうになっても、必ず大逆転することをみんな信じています。作者のことを信じているからでしょうか。今までの物語から、ハッピーエンドになることを確信しているのです。果して私たちは、聖霊の導きによって聖書が書かれたことを、私たちの人生を導いていることをどこまで信じているのでしょうか。困難な時に神様を見失い、順調な時に神様を不必要とし、思いがけない神様の出来事に信じられないこともあるでしょう。
祭司ザカリアは老人であることを理由に、我が子の誕生という喜びの知らせを信じられませんでした。その裁きとして彼は、口と耳が閉ざされます。私たちの口は何を語るのでしょうか。自己正当化の言葉ではなく、神様を賛美する言葉が与えられますように。私たちの耳は何を聞くのでしょうか。悪口ではなく、神様の言葉に耳を澄ませていきますように。口と耳が閉ざされた期間、ザカリアは神様との対話へと導かれたのでしょう。待望の息子が誕生した時、老夫婦は「ヨハネ」と名付けました。その時、ザカリアは回復します。神様から与えられたヨハネという名前は「主は憐み深い」という意味です。子どもの名前は老夫婦の信仰の言葉となりました。
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