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悔い改めの実

更新日:2024年11月24日

ルカによる福音書 3章1-20節
悔い改めにふさわしい実を結べ。

花材/椿・ベニベンケイ
花材/椿・ベニベンケイ

 林竹二という教育哲学者は「学んだことの証はただ一つで、何かが変わることである」と述べます。知識の取得だけに留まり、生活に反映されないであれば、学んだことにはならないのです。

 洗礼者ヨハネは罪の赦しを得させるために、悔い改めのバプテスマを宣べ伝えます。罪の自覚がなければ、赦しを求めることはないでしょう。ヨハネは鋭く指摘します。「隣人が困っているのに、分かち合えないあなたに罪がある」、「自分さえ良ければと、搾取するあなたに罪がある」、「他人のものを羨み、力で奪い取るあなたに罪がある」。罪の自覚が与えられたならば、行動に変化があらわれます。悔い改めとは、自己中心的な歩みから、神様に向かって方向転換することだからです。隣人への愛は、全ての人が共に生きられる世界に向けてのチャレンジとなります。それは主の道を整えることであり、その道のりは、愛がない自分自身に気付かされる歩みかもしれません。だからこそ、イエス・キリストはこの世界に来られ、愛を成し遂げて下さいました。このイエスの御業を信じる礼典がバプテスマです。この方が共に居られるので、愛をあらわす日々の歩みは、イエスの御業への参与となっていくのです。



音声メッセージ

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