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執筆者の写真杉本拓哉牧師

悪魔の誘惑

更新日:2024年11月24日

ルカによる福音書 3章21-22節、4章1-13節
さて、イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。

花材/三光松・菊・葉牡丹・花筏
花材/三光松・菊・葉牡丹・花筏

 『悪魔』は聖書の中で、神の権威の下に置かれ、人を誘惑する許可を得ます。悪魔の目標は、誰にも気づかれないように、人を神から引き離すことでした。「神なんて居るはずないよ」、「信じても信じなくても、幸運や不幸があるよね。それなら信じる意味はないじゃん」、「今まで通りで全く問題ないよね」等、優しく囁きかけるように誘惑するのです。

 神から引き離す力を認識し、今までの歩みから神に立ち返ろうとするならば、気を付けなくてはいけません。悪魔はその人を敵とみなして、攻撃される可能性があるからです。欲求を刺激して、神以上に大切にしているものがあるか心を探ったり、自己中心的な歩みへと誘惑されたりすることもあるでしょう。権力やお金をちらつかせ、支配関係に陥らせることもあります。決して、神を信じているから安全だ、神に守られるから何をやってもいいとは言えないでしょう。

 私たちは誘惑に弱い存在です。だからこそ、イエス・キリストは来られ、私たちと共に生きられました。そして誘惑に打ち勝たられたイエスがおられるので、今週一週間も不安の中でも恐れずに、イエスにならって歩もうではありませんか。


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