検索
お金持ちと貧しい人
更新日:2024年11月24日
ルカによる福音書 16章19-31節
「もし、モーセと預言者に耳を傾けないのなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。」
「死んだらどうなるのか」時代も地域も年齢も超えて、この問いに多くの人々が関心を寄せてきました。しかし死後の世界を語る人が居ても、99%は知ったかぶりか妄想か作り話でしょう。この問いに答えられるのは、いのちを創られた神様と、死んで生き返った者だけです。そして本当の事だったとしても、私たちには判別できません。最終的には各自に、どのように信じているのか委ねられています。死んだら終わりで、その先はないと信じる人もいます。亡くなったその後に、天国や地獄があると信じる人もいます。
イエスは、金持ちと貧しいラザロの物語を通して、死後の世界があることを語ります。それはどうやら良いことをすれば天における祝宴へ、悪いことをしたら陰府に降るという因果応報ではないようです。問われているのは、自分の力で救いに至ろうとしたのか、神様に助けを求めて救われようとしたのかという一点です。あなたにとって何が一番の関心事でしょうか。自分の持ち物や、他者との比較かもしれません。その心を神様に向けて、方向転換することを悔い改めと言います。十字架で死なれ、復活された方の招きに応え、悔い改めてまいりましょう。
音声メッセージ