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執筆者の写真杉本拓哉牧師

イエスの昇天、イエスの証人

更新日:2024年11月20日

使徒言行録 1章1節-11節
「地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」

とくさ・ナルコ百合・シンビジウム・アンネのバラ・アマリリス
とくさ・ナルコ百合・シンビジウム・アンネのバラ・アマリリス

 リレーにおいてバトンパスする区間を、テイクオーバーゾーンと言います。限られた距離でスピードと息を合わせてバトンを受け渡すエリアです。前走者の思いは、次走者へと引き継がれていくのですが、そのためには二人が重なって走る場所が必要となります。ルカ福音書の終りと使徒言行録の初めは、まるでバトンパスするかのように、似た内容が描かれています。

  私たちはどこかで聞いてきました。二千年前のイスラエルで産まれ、十字架で死に、三日目によみがえられ、今も生きておられるお方のことを。イエス・キリストというバトンが、時を越えて場所を越えて、今、届けられているのです。その中では「待つ」ということも大切です。聖霊なる神様の力注ぎを待ち望むこと。これは自分から始まる事柄ではなく、神様から始まり、神様へと繋がる出来事だからです。バトンが届けられた走者はベストを尽くして、隣人へとバトンパスしていきますが、時にはバトンを落としたり、転んだりしてしまうこともあるでしょう。それでも大丈夫です。イエス・キリストが私たちのバトンを受け取り、アンカーとして走りきってくださる約束をしてくれているのですから。


音声メッセージ

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