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執筆者の写真杉本拓哉牧師

約束のローマ

更新日:11月13日

使徒言行録 28章1-15節
わたしたちはローマに着いた。

花材/ぎぼうし ・ゼラニウム・向日葵
花材/ぎぼうし ・ゼラニウム・向日葵

 私たちは約束をどこまで信じることができるでしょうか。一週間・一カ月・一年、時間の経過と共に、諦めてしまうこともあるでしょう。辛く困難な出来事に直面する中で、信頼が揺らぐこともあるかもしれません。それでも、主は約束を守ってくださるのです。

 パウロの旅の始まりは、神様からの恵みによる方向転換でした。周りの人々が戸惑う程に、生き方が変えられたのです。その時からパウロに、異邦人・王様・ユダヤ人のもとへ、主の御名を宣べ伝えるという使命が託されます。そうして一歩進む毎に、次なる一歩が示されるようになりました。いつしかパウロは、聖霊の導きによって、ローマへの思いを抱くようになります。それでも人々は、表面的な部分にしか目が届きません。逮捕や、船旅での嵐や、毒蛇に噛まれてしまう時に、私たちは主の御心ではなかったと判断してしまいがちです。上手くいけば御心で、失敗すれば御心ではないのでしょうか。決してそんなことはありません。主は、パウロたちが望んでいなかった出来事すらも通して、福音を分かち合う機会とし、約束のローマへ守り導かれていったのです。勇気を与え、毒から救い出し、命を分かち合われる主が、今も共に生きておられます。


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