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心を合わせて
更新日:2024年11月20日
使徒言行録 1章12節-26節
彼らは皆…心を合わせて熱心に祈っていた。
家庭でも学校でも会社でも、目標に向かって心を合わせて挑戦することがあります。それでも、お互いの価値観が対立することもあれば、個人の欲望を優先してしまうこともあるでしょう。空気を読んで言葉を飲み込み、合意を得たとしても、一致とは言えません。そのような時には原点に立ち返ることも有効です。元々どのような思いから始まったのか、そして目指している地点はどこにあるのでしょうか。
教会の始まりは、イエス・キリストの言葉と約束にありました。課題に直面しても共に祈り、聖書から聞いていったのです。悲しい現実に打ちひしがれても、聖霊を通して語られた言葉は、その人を包みます。仲間の一人であるユダが、神様から遠く離れて行ってしまったかのように思えても、彼の人生もまた聖書の言葉の内にあったのです。祈りの中で、ユダが担っていた働きを託すため、新たに人を立てることになりました。独断ではなく、皆で集まって祈り求めました。そして、全ての人の心をご存知である神様に委ねたのです。教会は、創造主である神と、イエス・キリストと、聖霊なる神を中心に心を合わせます。神様こそが、初めであり終わりとなられる方だからです。
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