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執筆者の写真杉本拓哉牧師

主の名を呼び求める者は皆、救われる!

更新日:11月20日

使徒言行録 2章14節-36節
主の名を呼び求める者は皆、救われる。

花材/バラ・額紫陽花
花材/バラ・額紫陽花

 宗教は大きく二つに分けることが出来ます。善い行いや熱心な信仰や厳しい試練などを通して救いに至る「自力救済」と、神や仏などの恩恵や慈悲による「他力救済」です。仏教は元々、個人の悟りを勧める自力救済の教えでした。しかし浄土真宗では「南無阿弥陀仏」と唱え、阿弥陀を拠り所に清浄な国で生きることを願うため、他力救済と言えるでしょう。宗祖である親鸞は「まかせよ、必ず救う」と呼び掛ける仏の声を聞いて応答するように語ります。

 キリスト教もまた、他力救済です。イエス・キリストが人々の罪を担い、十字架で死なれ、三日目に復活したことを教えます。このイエスの十字架に罪の死を、復活に赦しの命を見出します。イエスの弟子ペトロは初めてのメッセージにおいて、聖書の預言の成就と、自分たちが犯した罪と、イエスにある救いを語ります。約2カ月前ペトロは「イエスなんて知らない」と否定し裏切りました。挫折した経験があるからこそ、語れる言葉があります。自分の力を誇るのではなく、神様の働きを証することができます。そして聖霊なる神様に力づけられて、素敵な未来のために夢を分かち合うことができるのです。


音声メッセージ

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