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驚きの証
更新日:11月20日
使徒言行録 2章37節-47節
「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」
人は生活していく中で、罪責感を覚えることがあります。解消するための方法の一つは、相手に謝ることです。それは神に向かうこともあるでしょう。罪を告白し、神の赦しを求めなくては進めない時もあるのです。戦後、私たちの教会の群れは、天皇を「現人神」として戦争に加担していたと罪を告白しました。戦争は力によって他者を支配し、互いの命を軽んじます。もう戦争はこりごりだと痛感し反省したはずなのに、罪に無自覚な人々により、再び戦うための準備が進められてきています。
ペトロは人々の罪を指摘します。それは安全圏から断罪する姿ではなく、同じ罪人の立場から兄弟姉妹として語り掛ける姿です。心を神に向け方向転換するように、イエスによる救いを告白するバプテスマを受けなさい、贈り物である聖霊を受けようと勧めます。大胆にペトロはメッセージを語りました。しかしほんの50日前まで、彼は人々を恐れて逃げ回っていたのです。それにも関わらず聖霊の力添えにより、神の言葉が与えられ変えられました。御言葉を受け入れた人々も変えられて、助け合う愛の交わりが生まれました。神が呼び集められた者の群れ、それが教会です。神はあなたの名前を呼んでおられます。
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