検索
お金というチャレンジ
更新日:11月20日
使徒言行録 4章32-37節、5章1-11節
「あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」
聖書における人間は完璧なものではなく、多くの過ちや罪が描かれています。市民だけでなく王様のスキャンダルも、黒く塗り潰されずに赤裸々に記録されていることは、聖書を信頼できる要素の一つです。私たちは都合の良い面だけを見せたくなり、よろしくない部分は隠したくなる性質があるからです。それでも権力者によって削除されず、聖書に記述が残されていることは、神様の目から見た時に全ては明らかにされるという証でもあるでしょう。
神様は愛なる方であり、正義なる方でもあります。赦される方であり、戒められる方でもあります。もしも優しさを履き違えて、「何をやっても許される」、「これくらいならば問題ない」と神様の領域を侵していくならば、厳しい判断がなされるのかもしれません。ある夫婦は共謀し、神様に全てを献げることを約束したにも関わらず、ごまかして一部を残します。それは神様への欺きとなりました。既に献げられた神様の物を、奪い取る行為となったのです。主によって罪から解放された者は、自由の中に生かされています。この自由をどのように用いていくのでしょうか。神の愛と神の義を追い求めてまいりましょう。
音声メッセージ