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執筆者の写真杉本拓哉牧師

橋渡し

更新日:2024年11月20日


使徒言行録 9章19後半-31節
それで、サウロはエルサレムで使徒たちと自由に行き来し、主の名によって恐れずに教えるようになった。

花材/百合・鶏頭・サルビア・コスモス
花材/百合・鶏頭・サルビア・コスモス

 江波教会がこの地で宣教を開始してから66年目を迎えます。テントを用いての伝道礼拝から始まり、今このような実りを見ているのです。伝道とは、道を伝えると書きます。剣道、柔道、茶道、書道などがあるように、イエス・キリストの道があります。それはイエスに倣う(ならう)生き方です。

 最初期にイエスを宣べ伝えた一人に、サウロ(パウロ)という人物がいます。彼は元々ユダヤ教の信者で、キリスト教会を迫害していました。しかし、「目からうろこ」の出来事から回心し、逆にイエスを宣べ伝える者へと変えられます。彼は、ユダヤ教を信じている人が、キリスト教につまずく箇所が分かっています。それは彼もまた通って来た道だからです。主イエスとの出会いによって、一歩だけ違う道を歩むことになり、命と真理を受け取りました。それならば今度は、主にある喜びの知らせを、隣人へと分かち合いたいと願ったのです。それは橋をかけて、道を繋げていく事に似ているかもしれません。片方の橋は共通点を持つ隣人のもとへ、もう片方は直接イエスへと繋げます。イエス・キリストが、十字架によって神と人とを繋げる架け橋となってくださったからです。


音声メッセージ

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