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執筆者の写真杉本拓哉牧師

神の計画、人の選択

更新日:2024年11月20日

使徒言行録 13章1-3、26-19節
神の言葉は、まずあなたがたに語られるはずでした。だがあなたがたはそれを拒み、自分自身を永遠の命を得るに値しない者にしている。見なさい、わたしたちは異邦人の方に行く。

観音竹  コスモス タマシダ
観音竹  コスモス タマシダ

 神学者カルヴァンは、「救いは既に神によって予定されており、人はそれを決して知ることができない。」と二重予定説を提唱しました。救いは、人間の努力によって与えられるものではなく、一方的な主の恵みです。そして、誰が救われるのかを人は知らないからこそ、全ての人に救いの道であるイエス・キリストを分かち合います。私たちは未来を知らないからこそ、分からないからこそ、ベストを尽くすことができるのです。神様の計画があります。しかしそれは、神様に任せっきりになり、考えることを放棄することには繋がりません。そして、もしも神様が「この人は救う、この人は救わない」と考えておられるのであれば、私たちは残念な気持ちになるでしょう。

 聖書が指し示す神様は、愛なるお方です。そして人の選択を尊重されるお方です。イエスは今日も、命を与えるために人々に出会い、救いの道へと招き、手を差し伸べてくださっています。その手を受け入れることも、その手を拒絶することも、人には可能です。手を繋いでも、他の事柄に目を奪われ、手放してしまうこともあります。それでも主は、まるで迷子の子どもを見つけ出すかのように、出会い直してくださるのです。


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