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生ける神に立ち帰れ
更新日:2024年11月20日
使徒言行録 14章1-28節
「あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。」
神が人を創造したのか、それとも人の想像により神が作られたのか、哲学の分野で議論が交わされることがあります。このような問いには定義が重要となるでしょう。聖書では、全ての創造主であり、命を与え育み受け取られる主を、生きておられる神様として証しています。また人の都合で、人によって造られた神々を偶像と呼んで退けます。偶像礼拝の根底には、自己中心性があり、自らが神となる危険性をはらんでいるからです。
パウロとバルナバの第一回宣教旅行は、偶像礼拝との戦いとも言えるでしょう。キリストにある価値観は、今までの文化とは異なるメッセージを提供します。ある人は、心が砕かれると共に悔い改めへと導かれ、喜びをもって信仰に入ります。またある人は、心を頑なに自分の正しさに固執して、怒りをもって反発していきます。ある人は、心を開いたかのように見えても、自分のイメージする神の像に当てはまらなくなった時に、簡単に捨て去ってしまいます。
昔から今に至るまで、季節を与え食物を施し、恵みと喜びで満たしてくださる方がおります。死を越えて、復活の命に与り、今も生きておられるイエス・キリストに立ち帰ろうではありませんか。
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