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主の霊に導かれ
更新日:2024年11月20日
使徒言行録 16章1-15節
パウロがこの幻を見たとき、わたしたちはすぐにマケドニアへ向けて出発することにした。マケドニア人に福音を告げ知らせるために、神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。
プロジェクトを立ち上げる際、目的を明確にすることが重要でしょう。それは、5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)における、「なぜ」に相当します。その思いが物事をチャレンジしていく根幹となります。目的が定まった後、期間・範囲・担当者・商品・手段などを具体的に検討し、必要な物を備えていきます。
パウロ達による二回目の宣教旅行は、前回福音を宣べ伝え、キリスト者となった人達の所に訪問して励ますという目的でスタートしました。しかし、この計画は大幅に変更することになったのです。神様の御言葉を語りたくとも、神様の聖霊によって道が閉ざされてしまったからです。一体なぜでしょうか。私たちは一歩ずつの道のりを通して、自分たちの働きは、更に大きなプロジェクトの一部分であることを知らされます。総責任者としての神様がおられ、人の計画を越える神の計画があることに気付かされるのです。そうしてパウロ達の宣教旅行は、新たな仲間が加えられ、思いもしなかった場所にまで遣わされて行くことになりました。人を通して神様の目的はかなえられました。叫び求める切実な祈りは聞かれ、その人の所にまで喜びの知らせは届けられていったのです。
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