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執筆者の写真杉本拓哉牧師

使命に生かされて

更新日:11月13日

使徒言行録 26 章 8-32 節
「それは、彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち帰らせ、こうして彼らがわたしへの信仰によって、罪の赦しを得、聖なる者とされた人々と共に恵みの分け前にあずかるようになるためである。」


花材/ひまわり・タマシダ・藪萱草
花材/ひまわり・タマシダ・藪萱草

 死者の復活は、旧約聖書の中にも書かれています。それでも二千年前の多くの人々と同様に、私たちはそのような奇跡を見たことがありません。だからこそ、当時も現代も多くの人々は、死者の復活を信じ難いと考えています。パウロ自身もまた復活を否定し、イエスの名で集う群れを迫害していました。

 そのような自分が変えられたと、パウロは証言します。きっかけは衝撃的な出会いでした。迫害のためダマスコの町に向かう途中、天からの強烈な光に照らされて倒れ込んでしまったのです。その上、パウロ個人の名前を呼ぶ声が聞こえ、会話の主は復活のイエスだと言うのです。迫害している相手が、主なる神だと知らされました。パウロは神様のためであると信じ、正義感に基づき、ユダヤ教に立ち帰らせるため、キリスト者を捕縛し処刑に賛成してきたのです。過去のあやまちに気付かされる時、今まで自分は何てことをしてしまったのかと、罪の意識に心は砕かれます。そのパウロに主は使命を与えるのです。復活のイエスの証人になりなさい、闇から光へ、サタンの支配から神の権威へと救い出された恵みを宣べ伝えなさい。復活が確信となる時、絶望の闇から希望の光へ、死から命へと導かれていくのです。


音声メッセージ

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