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神が共に行かれるから
更新日:11月12日
出エジプト記 33 章 12-17 節
「わたしが自ら同行し、あなたに安息を与えよう」
あなたにとって神様とはどのような存在でしょう。優しい、厳しい、大きい、怖い、温かい、空気、正義、愛、等々。特定の宗教を信じている人も、信じていない人も、神様のイメージを持っているのではないでしょうか。それぞれの心の中の大切な場所で、背伸びする必要もなく、恰好もつけず、良い人の仮面も外して、ありのまま神様と顔と顔とを合わせる。それは特別な安息の時間となります。
聖書に書かれているのは、正しく立派な人だけではなく、むしろ数々の失敗を犯してしまう人間のリアルです。イスラエルの民はエジプトの奴隷状態から、神様によって救い出されました。そして十戒という大切な約束を交わしても、その直後に破ってしまうような愚かさを抱えています。怒った神様は、「一緒には行かない」と語りますが、モーセが間に立って祈りつつ願う中で、意見を変えられます。コミュニケーションを取り、人と共に生きるためにご自身の思いまでも変えられる方。それが聖書で証される神様です。イエス・キリストなる神様は、神であることに固執されず、人となられました。この方が共にいるからこそ、今までもこれからも、主の道を安心して歩み出すことができるのです。
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