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執筆者の写真杉本拓哉牧師

(笑)

更新日:11月20日

創世記 18章1-15節、21章1-6節
「主に不可能なことがあろうか。来年の今ごろ、わたしはここに戻ってくる。そのころ、サラには必ず男の子が生まれている。」

クリスマスツリー

 あまりにも大きな喜びの知らせを聞いた時に、「ありえない」と笑ってしまうことはありませんか?もしも買ってもいない宝くじの当選の知らせを聞いたならば、振り込め詐欺の可能性がありますので、警察に届け出た方が良いでしょう。99歳のアブラハムと89歳のサラの夫妻は、神様から「来年、子どもを授かる」と約束されました。夫妻は思わず「ありえない」と笑います。神様は、子どもの名前をイサク(彼は笑う)と名付けるように命じました。

 私たちは、常識や価値観や経験から物事を判断し、自分の限界を見きわめます。しかし、世界を創り・人を造られた神様に不可能はありません。「高齢で子どもが与えられるなんてありえない。しかし、神様ならば可能です」と、夫妻は約束を受け取りました。信じられない約束を信じました。自分を信じられなくても、神様を信じて行動しました。そして一年後、約束は成就するのです。サラは告白します。「神様が私に笑いを与えて下さった。」もはや楽しみは無いと、希望を見失っていたサラです。それにも関わらず、神様のみ言葉は私たちを立ち上がらせていく。家族が笑い合う交わりの中、神様も一緒になって喜んでくださっているのです。


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