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執筆者の写真杉本拓哉牧師

派遣キリスト社員

更新日:11月25日


マタイによる福音書 10章16-25節
話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である

花材  ツルニチニチソウ  鶏頭  アデニウム 
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 「派遣」という言葉は、当時のユダヤ文化において全権大使の意味を持っていました。例えば王様から派遣される場合、王様の代理人として、王様の権威を預かって交渉にあたったのです。現代において「派遣」と聞けば、社員という言葉が続くことでしょう。派遣社員は、雇用の不安定さや、福利厚生、給与面においてデメリットがあります。誰によって派遣されているのかが重要です。

 神様はイエスをこの世に派遣しました。そのイエスは弟子たちを派遣します。時に、遣わされる場所は困難な場面かもしれません。それは「狼の群れの中に送り込まれる羊」にたとえられる程です。イエス自身、人々からうとまれ、「悪霊の頭」と呼ばれ、命の危機にあいました。「迫害されたなら、他の町に逃げなさい」と、イエスは語ります。弟子たちが逃げた先で、イエスを宣べ伝えたことにより、キリスト教は広まっていきました。主によって逃げる先が備えられ、命が守られ、派遣されていったのです。

 しかし弟子たちの中には、捕らえられ、裁判にかけられる者もいました。命が脅かされるような極限状態の中においても、主の霊は共にあり、主の言葉も共にあったのです。

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